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補助犬の歴史

こんにちは。Hです。

秋めいてきましたが、体調はいかがですか?

 皆さん、町中で補助犬(聴導犬、介助犬、盲導犬)を見かけたことがあると思いますが、どんな印象を持ちますか?

今回は、盲導犬を中心にお話します。

おりこうだな、かわいいな、中には叱る現場を見てかわいそうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし犬の気持ちは分かりませんよね。!それに、盲導犬の命と、ユーザーの命を信頼関係のもとに、あずけあっているため、厳しくするのです。しかし、しっかり支持に従ってくれたら感謝の気持ちを込めて心から褒めます。
メリハリをつけているのです。そして盲導犬は短命ではありません。

 日本で第1号の盲導犬を育てた方は、故塩屋賢一です。

国産の盲導犬が誕生したのは1957年。アイメイト協会創設者の塩屋賢一が、18歳で失明した盲学校教諭・河相洌(河相達夫の子)より「この犬(チャンピイ)を訓練して街を歩けないか」と依頼された。既に1948年から独自に盲導犬の訓練研究を始めていた塩屋はチャンピイの訓練終了後、チャンピイを利用した歩き方(歩行指導)を河相に指導。ここに国産第一号の盲導犬が誕生した。

アイメイト協会について1957年8月に国産第1号の盲導犬チャンピィを塩屋賢一(アイメイト協会創設者)が育成する。前身は1948年から研究を開始した日本盲導犬学校である。その後1972年に法人化され「東京盲導犬協会」と称した。アイメイト協会では、候補犬に対しての訓練を行なうとともに、視覚障害者に対して盲導犬を提供し、またそれに対して歩行訓練や日常生活のアドバイスや、歩行指導員を養成することを目指している。また盲導犬・視覚障害者を広く社会に認知してもらうことを目指し、手記やパンフレットの出版、見学会、体験活動の実施などの社会啓発活動を行っている。 アイメイト協会の出身の盲導犬を特にアイメイトと呼んでいる。

2007年4月には通算で1,000組を越えるペアを送り出した。これは同時期に日本盲導犬協会が送り出した盲導犬が393頭の二倍以上であり、日本で最も多く盲導犬を送り出している。また一頭当たりの育成コストも約608万円と、日本盲導犬協会の約4,114万円と比べると非常に少ない。運営費は自治体からの委託費、並びに一般社会からの寄付等によって賄われる。

 道路交通法と視覚障害者

日本国内では道路交通法により、視覚障害者は公道を通行する際には、政令で定める杖(白杖)か、盲導犬を携帯しなければならない。また、身体障害者補助犬法により、仕事中の盲導犬は胴輪式のハーネスを着用し、そのハーネスのハンドルにそれが盲導犬であることを明示し、その利用者はその盲導犬を使用するための使用者証や身体障害者補助犬健康手帳を携帯しなければならない。また、訓練団体や利用者は盲導犬を清潔に保つ義務を持つ。これらを満たした盲導犬に対し、公に開かれた施設では正当な理由無く盲導犬の立ち入りを制限してはならない。しかし障害者差別解消法の施行から2017年4月で1年になるのを機に、日本盲導犬協会が全国の盲導犬利用者に170人の視覚障害者にアンケートしたところ、その1年間で55%が受け入れ拒否を経験したと回答した。レストランやバスだけでなく、市役所が会議室への入室を拒否した事例もあった。法律は盲導犬の受け入れ拒否を不当な差別として禁止しており、社会の理解が進んでいないことが浮き彫りとなった。

 まだまだ、補助犬をペットだと思いこんでいる情勢のようです。
 最後に、補助犬を見かけた際の約束を書きます。
1 かわいいからといって、ユーザーに断りもなく触らないこと。
2 絶対に食べ物を与えないこと。
3 ハーネスを付けているときは、仕事中です。ハーネスは、ユーザーと補助犬をつなぐ、命綱です。ぜったいに触れないこと。
 長文を最後まで、お読み頂き、ありがとうございました。

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